事業開発部
2008年度実施したいWEB広告 アフィリエイトその1
先日、矢野経済研究所からアフィリエイト動向についての調査資料を買いませんか?
というダイレクトメールがきた
申し訳ないが現時点ではそんなものに興味がない・・・はずだったのだが
2008年度 企業がこれから実施したい広告No1が「アフィリエイト広告」らしいのである
もはや、アフィリエイト広告等は今さら・・・・・
そして既にスタンダードな広告の1つでしょ、という認識でいたのだが
私の認識がづれていたのか、世間一般ではそうではないらしい
せっかくなのでアフィリエイト事業を立ち上げ、そして運用を取り仕切っていた者の見地から
この「アフィリエイト広告」というもの分析してみたい
とりあえず簡単な所から話を進めるとしよう
そもそも、アフィリエイトってなんなの?という疑問を抱く方がいるかもしれない
アフィリエイト(Affiliate)とは、本来「提携させる」という意味がある。
アフィリエイト広告とは、アフィリエイト事業者が広告を通じてクライアント(広告主)とメディア(アフィリエイター)を提携させ、また成功報酬型広告と言われているとおりその広告タグに何らかのアクションが起こった際に広告主は、その対価をアフィリエイト事業者に支払い、アフィリエイト事業者は提携メディアに広告費用を支払う。
わかりやすくいえば、広告がクリックされたり、その広告を通じて商品購入・会員登録などのアクションが起きると、広告主はアフィリエイト事業者に対価を支払い、アフィりエイト事業者は手数料を抜いた金額を広告を張ってもらい成果の上がったアフィリエイターに支払うのである
余談ではあるが、アフィリエイト広告を配信する会社は一般的にASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)と呼ばれておりASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)との使い分けが必要である。
従来の広告、例えば媒体にバナーをはるいわゆる純広等はせいぜいインプレッションを保障する広告である。また、メール広告等は配信数をコミットするものであり、たとえ広告に100万払おうと1000万払おうと申込件数0件という状況がおこりうる広告形態である
それに比べて、アフィリエイト広告はどうかといえば
広告主が成果地点をどこにおくかにもよるが
前述したとおり成功報酬型の広告なので、一件の申込につき300円の報酬を支払うと広告主が設定すれば、申込があって初めて広告費用300円を支払うという、広告主にとって極めてコストパフォーマンスに優れた広告であるといえる
また少なくとも広告主からすれば、想定CPAが覆ることがなく、一成果あたりの獲得計算がかなりたつ広告手法であるとも言える
確かに、なかなかすぐれた広告手法であり、アフィリエイトを取り扱う事業者バリューコマース、アドウェイズ(Jnet Smartc)、ファンコミュニケーションズ(A8)インタースペース(アクセストレード)等のASP事業者が次々に上場を果たしている
では、アフィリエイト万能なの?と問われれば
用い方を誤ると広告主にとって最悪と言わざるを得ない広告手法にもなりうるのである
つづく T,Harada
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