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「善」対「善」
それは「善」対「悪」ではなく「善」対「善」のときだ。
多くの経営者やマネージャーが遭遇していそうな問題と本当に思う。
(先週に引き続きCEOアカデミーからの一部抜粋)
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マネージャーが会社の人員削減計画を知らされ、辞めてもらう従業員のリストを見せられた。ところが、まだ公表してはならないと口止めされた。その直後に、古参の部下がやってきて、夫婦の夢だったマイホームを買うつもりだと話す。マネージャーはその部下が住宅ローンの返済に苦労するだろうとわかっている。彼は解雇を予定されている従業員の1人だからだ。
さて、この部下が程なく人員削減のうわさを聞きつけ、家を買っても大丈夫だろうかと上司に尋ねたとしよう。もし自分がその上司だったら、なんと答えるだろうか。正しいことをしたい。だが、正しいこととはいったい何か。友人に切実になり、本当のことを話すことだろうか。それとも会社に対して忠実に守秘義務を尊重することだろうか。
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いずれも「善」対「善」のジレンマ。
このジレンマを解決する知恵がこの本に書いてある。しびれる~。
ここには記述しませんが、このような倫理的判断は古来からあり、いつも人間が迷っていたことでしょう。その知恵をこのCEOアカデミーという本の最終章にあったのが本としてもパンチが効いている。
さて、本当に自分だったらどうするかな。。。
Wrote;茅野
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