FLASHチーム
フレームワークのススメ(オブジェクト指向)
マキータです。
ActionScriptのコーディングだけでなく、すべてのコーディングにおいてよく聞くのが「オブジェクト指向」です。
ではそのオブジェクト指向とはなんだろう???と思う方も少なくはないのではないでしょうか。
オブジェクトというのは「もの」等を表します。
簡単に言えば「もの指向」ですね。
とはいえ、「もの指向」と言われても・・・・・・と困ってしまいます。
ではオブジェクト指向前と後での作りを考えてみましょう。
オブジェクト指向前でのFlashの作成では、おそらく経験された方もいるかもしれませんが、各MovieClip毎や、あちらこちらのフレームにScriptを記述していて、どこに何が記述しているのかわからなかったり、バグが出てしまっていて原因の特定や修正に時間がかかってしまうことなどありました。
・Scriptの記述場所がわからない
・バグの原因の特定、修正に時間がかかる
・Scriptソースを見ても理解しにくい
・再利用できない
などなど、限定ものと言ってしまえば聞こえは良いですが、少しもったいないですね。
ではオブジェクト指向後で考えるとどうでしょうか。
Scriptの記述自体が大幅に変更し、タイムライン上のフレーム1のみであるとか、可能なかぎり一定の場所にのみ記述を行います。これで記述場所で探し回ることはないでしょう。
記述構造も機能、処理別に分けることで、見易さの向上やバグの防止など便利になります。
つまり、探しやすい場所に機能、処理別に記述することで、わかりやすくなるほか、機能、処理別という「もの」や「事」にまとめることで、その処理のソースを別の場所に再利用できるようになるわけです。
オブジェクト指向というのは各機能をパーツ「もの」ごとに作成しておき、それを随時組み合わせて作り上げようということなのです。
そういったことでのメリットでは・・・
・作業工数の軽減
・バグの防止
・精度の向上
などなど、となります。
制作という面でも、整理・最適化というのは重要なポイントなんですね。
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