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Takafumi Harada 原田 学史 あえて言おう!!

【執筆中】
・翔泳社 MarkeZineにて「Web心理マーケティング」テーマを連載
・MdN社 Webstrategyにて「成果の上がるWeb戦略・戦術」テーマ等

株式会社クリエイティブホープ 取締役CMO Webコンサルタント
中央大学卒業 企業コンサルテーションにおいて、BtoBからBtoCまでWeb内外の事業を幅広く手がけ、新規事業育成・商品開発など消費者インサイトを意識したビジネス戦略を仕掛ける。

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ソーシャルレンディング 知らない人から借金?

ソーシャルレンディングという言葉をご存じだろうか?

ソーシャルレンディングとはP2P金融ともいわれており、ソーシャル・ネットワーキング・サービスを通じて「お金を借りたい人」と「貸したい人」をネット上で結び付ける仲介サービスだ。

2005年頃から、ソーシャルレンディングは姿を現し、イギリスのZopaやアメリカのProsperなどが有名で、欧米を中心にその市場規模は拡大の動きを見せている。

市場規模は一説によれば2007年時点では650億円程度であったと言われており、2010年には5,000億円を超える規模にまで達すると言われている。

ソーシャルレンディングの仕組みを簡単に説明すると、

借り手について

借り手は一定の審査基準を経て、お金の借り入れ募集を行う事ができる。その際、希望借入額と金利の提示を行う事が可能だ。借り手のメリットは、一般市場で借りる金利よりも低い金利で借り入れを、行うことができることだ。

貸し手について

貸し手関しては、オークション形式で金利の入札を行い「一番ひくい金利」を提示したものが貸付を行うことができる。また貸し手は必ずしも一人ではなく、例えば30万円を借りたい人に対して、20人が数万円づつの貸付を行うなど、一人に対して複数人がお金を貸すといったことが一般的に行われている。貸し手のメリットとしては、金利手数料を得ることができることだ。

運営会社は、借り手・貸し手、もしくは双方から、一定の手数料を徴収しビジネスとして成立させている。

日本でも、ソーシャルレンディングサービスが展開されている。代表的なものに「マネオ」というサイトがある。

 

maneo2.jpg 今後、日本でもソーシャルレンディングが活発化する可能性があると私は考える。それは、

・消費者金融のWebでの発展(  グレイゾーン金利で落ち込みは見せたものの)

・日本でのソーシャルネットワークの発展

 ・FXなどによって生まれた日本人の投資への慣れ

・銀行低金利などなど

ソーシャルレンディングが発展する下地はすでに十分にあるのではないだろうか。

 

しかしもし、あなたが積極的にソシャールレンディングに関与したいと考えるなら、リスクなども考えて行動すべきだ。例えば貸し手の元本は、貸付金が回収できなくなった場合、保障されていないのだから・・・。 あくまでも自己責任で。

いずれにせよソーシャルメディアの1つとして、この展開を注視していきたいと考える。

※筆者自身が同サービスの参加を推奨しているわけではないことを改めて明記しておく。

原田学史

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コメント

借り手にとっては、消費者金融で借りるよりずっと金利が低くて済みますね。これから需要が増してくる気がします。コミュニティは ほんといろんなテーマがありますね~

mario:2009年10月 1日 10:34

marioさん、コメントありがとうございます。成功する土壌はあるのかなと思っています。実際Web展開するにあたり借り手に信頼してもらい、借り手参加者を集めることができるかがカギになると思っています。

事業開発部:2009年10月 9日 17:58

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yhbqlvk:2009年11月16日 20:46
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