Webコンサルタントの大前創希が緩やかに進行するブログβ版

レビューにレビュー以外の事を書くなと言いたい

さて、1月も後半にさしかかってきましたが、今年の目標のひとつが、インプットとアウトプットの両方をしっかりやっていく!という事にしておりましたので、ブログ記事の執筆を再開したいと考えております。

まぁ、今年第一稿のブログが「ぼやき」というスタートになるわけですが。。。

私は買いたい物は自分で決めて買う主義なので、レビューに左右される事は無い!! と断言したかったのですが、自分を改めて見返してみるとレビューは確かに参考にしていますし、☆評価に関してもある程度は考慮に入れています。少し古いデータになりますが、ある調査会社の記事によると「レビューを参考にする」と答えた方は、60%に届く勢いです。



ある商品のレビューを見ていたときに「??」っとなってしまいました。
「一曲しか購入しなかったのに、全曲ダウンロードされてしまいました。ぼったくりだと思う。お金返して下さい。」

そのまま解釈すると、一曲分のお金で全曲手に入ったという事に成りますので丸儲けで何で怒るのか?! とからかいたくもなりますが、、、恐らく言いたいことは「一曲購入するつもりが全曲購入してしまった」だと思われるわけです。しかも恐らくコレは「ボタンの押し間違い」で発生している事案ですが、それなのにも関わらず☆×1という処遇。

もはやレビューでも何でも無いですし、自分のミスから端を発しているにもかかわらず、こういう趣旨の発言ができる神経が理解できません。自分の恥をさらしているだけじゃないのかと。(前提がシステムトラブルではない、、となっておりますが、もし万が一システムトラブルなら私の勘違いという事で。)

Amazonがレビューを購入者に絞るまえのレビューは正に悲惨を極めた酷いモノが多かったですが、未だに全く無関係で無価値なレビューが多いことを考えると、有用な情報をさらに有用性を高めるためのイノベーションを起こす必要性を感じます。


どんなアイディアが使えそうか、少しだけ考えてみましょう。

案1)レビューにも☆をつける

一部のBBS的な所ではコメントに対して+1や-!の評価ができる機能を有していたりしますが、その数値の上下で文字が大きくなったり小さくなったり、重要性を変化させていたりします。また、Youtubeでも 親指↑の多いコメントが上位に入るようになっていたりします。

レビュー自体も「共感」という軸によって評価を受けて洗練されていくようになれば、自ずと価値の高いと評価されたモノが目につきやすくなります。
「商品の質が悪い」といった事を真面目に記載し、その点に納得がいくなら、レビューの評価自体は高いと評されるわけで、そういったコンテンツを目にすることが増えれば消費者のレビュー感覚も研ぎ澄まされていくのでは無いでしょうか。


案2)レビュアーを褒め称える

Amazonには「ベストレビュアー」という仕組みがあります。
現在のレビュアーや殿堂入りしたレビュアーをコチラで見る事が出来ます。

基本的にはレビュアーに対して大きなインセンティブは発生していません。していないにも関わらず、ベストレビュアーの方々の書籍や商品に対する情報量の多さには正直ビックリしますし、その情報を元に買うか買わないかを考える側としては頭が下がる想いです。

自分でお金を出して商品を買って、その商品についての考察を書いてくれるレビュアーの方々に対して「褒め称える」事でコンテンツとしての質の向上や購入動機を後押しする環境を得やすくなります。モチロン、ダメなモノはダメ!利害関係が無いからこそ信用できる情報になるわけです。

こういった「多く関わろうとして頂いている消費者」を巻き込める仕組みを作ることで、全体的な質の向上や情報の信憑性を高めていく活動は重要な要素のひとつでしょう。

金銭のような直接的なインセンティブはオススメしませんが、ゲーム感覚としてモチベーションを上げていけるような仕組みが有っても良いかも知れません。たとえば、年間の書籍レビュー数が500冊を超えるような人に称号を与えるなど、特定の条件を満たした人に渡される << Honor(名誉) >> を設定しても良いでしょう。

最近のゲームでは、「トロフィー」や「バッジ」といった、ある条件を満たすと貰えるという仕組みが多く導入されています。これらの仕組みの役割は、ゲームを途中で投げ出さない、中長期的に楽しんで貰うためという効果の他に、目標設定を明確にすることで集中を高める効果もあるように感じます。
こういった「トロフィー」や「バッヂ」といった手法は、最近ゲーミフィケーションという考え方として、各所で取り入れられるようになってきましたが、関わる方々のモチベーション維持には効果的な手法と言えそうですね。

他にも色々な方法があると思いますので、どこかで再び考えてみたいと思います。

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