Webコンサルタントの大前創希が緩やかに進行するブログβ版

Webサイトってどういう存在?

Webコンサルタントとして、色々な仕事を頂戴していて
多様な問題解決をするにあたり、そもそもの話を経営者と
する機会が本当に増えてきた。そこで今日は、そもそもの大元となる
“Webサイトってどういう存在?” というテーマを私なりに纏めてみよう。

Webサイトというのは、企業にとってどんな存在価値なのだろうか?

世の中には多種多様な業態があるので、一概に定義するのは難しいが
共通点を挙げるのであれば、私は “接点を作る窓口” だと考えている。

あらゆる企業がWebサイトを持つ意味合いは、誰かしらと何かしらの
接点を見いだしたいからであって、知って欲しい・買って欲しい・
利用して欲しい、といった欲求(needs)が、そのWebサイトにおける
活動の中心に位置している。

Webサイトを見る側の人口の増加を鑑みた結果、企業は
「インターネット上で我が社との接点を見いだすことはビジネスチャンスに繋がる」
と考えるに至り、今日のようにあらゆる企業が何かしらのWebサイトを持つに至った。


上にも書いたが、企業がインターネットに対して投資を進めてきた背景には
消費者の活動がインターネット上で非常に活発に行われるようになった事が
大きな要因だが、消費者の意識、特に日本の消費者の意識は、今気になるモノ
今気になる事といった情報収集を始め、自分のパーソナル情報の共有といった
至って個人的かつ、自分のニーズに忠実な活動をネット上で展開している。
検索キーワードに始まり、ソーシャルネットーワークやBlog、Twitterといった
ニーズを表現する場所には事欠かない。

かつてこれほどに、個人的なニーズがばらまかれているメディアが
存在したのだろうか? 他メディアと比べて考えてみるのだが、分析可能な状態で
かつ世界的・圧倒的な情報量は、インターネット以外では存在しなかったと
言えるのでないかと私は思う。


“分析可能”

これがWebサイトを考えるに当たって最も重要なキーワードの一つだ。

消費者はインターネット上で、至極個人的なニーズを表現し、
企業はそのニーズ情報をビジネスチャンスと捉えてモデルを形成しようと努力する。

つまり、Webサイトというのは
“分析可能なニーズマッチングの装置” というのが私の考えだ。

Webサイトを見やすくする = ニーズに対する訴求力の向上
Webサイトの構造を改善する = ニーズ到達までの導線を整備
WebサイトのSEMを見直し = ニーズマッチング精度の見直し

などなど、ニーズはそのWebサイトの至るべきゴールと照らして
消費者とのズレが解消されるようにすることが重要な要素になる。

そして、現状に問題があるのだとして色々な角度から分析をし
想定されている成果との乖離、すなわち消費者のニーズに応えられて
いない部分を発見し、改善策を実行に移す。

この改善活動を、短期サイクルでの改善、中長期サイクルでの改善といった形に
戦略的に落とし込めば、あとは実行に移すだけだ。


Webサイトを診断する際に「このサイトの目的は何?」とお聞きし、
物販以外の目的で構築されたWebサイトを拝見すると、その目的と
実際に稼働しているWebサイトには、大きな隔たりが存在する事が多い。
物販ですら「売上げ・利益を上げること」と単純に言っても
上がるような構造になっていないモデルも多く存在する。

もう一度考えて欲しい。

そのWebサイトは、お客さまのニーズを満たしているのか?


企業がWebサイトに多額の投資をする、その先には必ずリターンを
考えていく必要性がある。投資対効果を求められる。

Webサイトは分析可能なニーズマッチングの装置なのだから
自分を見直せば自ずと見えてくる部分も、決して少なくないのだ。

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