Twitterの利用法が拡大中。

本ブログの上部↑の吹き出し部分で私もつぶやいているTwitterだが、商用利用を模索するケースが増えてきている。公式アカウントの発足も盛況だ。

そんな中、また新たな可能性が広がるニュースを発見した。

Twitterのつぶやきを表示するバナー広告「Tweet banner」--CGMマーケティングが提供:マーケティング - CNET Japan

CGMマーケティングとRSS広告社とが提携して開発された商材との事。実際のバナーはRSS広告社の商品ページに掲載されていた。

コチラ↓
http://www.rssad.jp/service/tweetbanner.html

これは非常に面白い試みだ。

通常、バナーと掲載したときの企業とユーザーの関係性は、ユーザー視点で考えるなら「今見た瞬間に、自分にとって必要な情報かどうか？」という取捨選択を迫られるものであって、企業側は本質的には、バナー載期間中に最大効果を期待して利用する情報伝達ツールとなる。大半のケースでは掲載開始直後が最も反応が良いという結果になる。

しかし、バナーの目的を長期的な関係構築に向けた初期コンタクトの方法論と定義づけるのであれば、Twitterの登録者数を増やし、フォロワーにお得情報をガンガン配信できるようにしていける枠組み作りとして、この手法は多いに役に立つだろう。

その他にも色々な公式アカウントが存在している。

ニュース系で面白い動きをしているのが、毎日.jp の Twitter担当コッコちゃんだ。正式には「ジャン・ピエール・コッコ」。見た目はカクカク動く鶏風キャラクターだ。何が面白いのかというと、ニュース配信の内容に対して、コッコちゃん扮するライター（中の人）が、つぶやく時に興味がわくように、時にはクイズ形式、時には驚きとともに伝えるといった、実に鳥味もとい、人間味あるつぶやきをしているのだ。

他のニュース系も頑張っているのだが、ニュース配信の即時性という観点でのダダ流し的対応をしているサイトは、なんだかフォローから外したくなる気になるのは、きっとこういった人肌を感じるメディアが存在している裏返しなのかもしれない。

他にも、出会い頭でニーズがあったため、Twitterの発言がきっかけとなって思わず購入してしまったという、私的実話があるので紹介する。

このECサイトのTwitterだ↓
http://twitter.com/MacSupplyStore

大して必要無いモノなのだが、「Twitterフォロワー1000人達成記念！セール！！」などとTwitterで出ていたので、モノは試しにアクセスしてみようと出来心を抱いた結果、繰り返すが"大して必要無いモノ"だけど、あったら良いなぁと思っていた物がたまたま偶然目に入ってしまい、、、結果買う結果に至ってしまった。

ふとした心の隙を見事に突かれた瞬間だった。
いや、いつでも突かれたいという願望を持っているかもしれないのだけれども、、今回は見事なまでに "ウィンドウショッピング的出会いの瞬間" にTwitter で巡り会ってしまった結果と言えるのではないか？　こ、これも仕事の内という解syk..

うん、見苦しいから言い訳はこの辺にしておこう。

つまるところ、こういったフォロワーに対しての情報発信からニーズを換気すると言ったケースを、Twitterの出会い頭でフォローする、というシチュエーションを待つ意外にも企業努力で作る事が出来るソリューションとして、今回のCGMマーケティングとRSS広告社の開発した "Twitterつぶやき入りバナー" のアイディアは、消費者と企業の関係性を変えるキッカケ作りに大いに役立つのではないだろうか。

実証風なケーススタディと共に、皆さんも用途を考えてみてほしい。

（なんとか奇麗にまとまった風）